上州地鶏への想い

畜産試験場上州地鶏開発者

群馬県特有の育成方法を求めて

群馬県産の梅酢と桑の葉を飼料とし国内最大級の地鶏を開発する。

群馬県で育てた地鶏なので群馬県特有の育成方法を考え、飼料などにはこだわりを持ち群馬県内で生産された梅酢と桑の葉を飼料に加えました。親鶏は群馬にゆかりのあるしゃもと、日本人好みに合わせ国内で長年改良した鶏を選び、親鶏から純国産にこだわりました。
また、大きさも国内最大級になりました。梅酢にはリオ二レシノールという抗酸化成分が含まれており、酸化による品質低下が抑えられ、色鮮やかで肉汁を蓄えたおいしい肉になります。桑の葉には糖分の吸収を抑える成分があり、吸収されなかった糖分により鶏の腸内にいる「善玉菌」のビフィズス菌などを増やし、体調不良の原因となる「悪玉菌」が封じ込められ、鶏をより健康的に飼育することが可能になります。

こだわりは親鶏から純国産にしたこと

アクザワファーム上州地鶏生産者

鶏も人間と同じように愛情を込めて

こだわりは「自然」を大切にすること。人と同じように愛情を込めること。

われわれは「自然」を大切に取り組んでおります。鶏も人間と同じように愛情を込めて、四季を感じさせ、広いスペースで育てることが一番元気に成長します。上州地鶏は通常のスーパーなどで販売している鶏よりも2倍以上の日数で飼育しています。それだけ手間や餌の費用もかかりますが、自然に育てることにより健康に成長し、小さい子供やアレルギー等が起こりやすい方にも受け入れられ、食を楽しんでいただけるよう努めています。
上州地鶏には関わる人それぞれの思いがあり、こだわりを持って取り組んでいます。ぜひこの取り組みにご理解いただき、味わってみてください。

新井養鶏

アクザワファーム株式会社

〒370-3503 群馬県北群馬郡榛東村新井2367

電話 0279-54-2905 Fax 0279-54-8880

中島育雛センター上州地鶏生産者

鶏も人間と同じように愛情を込めて

最初は失敗の繰り返し。今では目と肌で感じ、人間と同じように想う。

上州地鶏は他の鶏に比べ、軍鶏の血統を引いているため大きく育ち、その分餌も沢山食べます。暑さに対しても他の鶏と比べると弱く、飼育を始めた時は管理の違いに戸惑いました。しかし、自分の目で鶏の状態を見て、自分が不快だと思う温度であれば、鶏も同じと考え、暑かったり寒かったりすれば快適に過ごせる温度に調節しています。鶏の状態を毎日観ることで、鶏たちの体調の管理を徹底しています。上州地鶏は人懐っこく愛情を注げば注ぐほど、鶏たちも元気に育ってくれています。
日々の管理では感染症などには徹底して対策しています。今後の目標は、消費者が食べたくなるような料理を提案し、使いたくなる食材を目指すことです。

中島育雛センター

〒372-0824 群馬県伊勢崎市柴町 953-29

電話 0270-32-1040
中島育雛センター

群馬県地鶏生産普及促進協議会

こだわりのある上州地鶏をみなさまの食卓へお届けします

群馬県のおいしさが沢山つまった「しゃもすき」ぜひご賞味ください!

平成5年より生産・販売されてきた上州地鶏ですが、昨今の「しゃもブーム」の影響により「もっと弾力のあるみずみずしい食感」と「よりうまみ深い味」を追求した結果、今年からしゃもの系統を中心に改良を行いました。
また、群馬県の名産である箕郷梅林の「梅酢」 と富岡製糸場の蚕に使用される「桑の葉」をえさに加え、さらなる良質なあじわい深い鶏肉になるよう改良を行いました。
やきとりや鍋物にはもちろんその味が一番おいしく食べられるのが「しゃもすき」です。群馬県が企画している 「ぐんま・すき焼きアクション」 にも参加し、群馬を代表する食材である 「殿様ねぎ」 と呼ばれていた 下仁田ねぎや 糸こんにゃく などを使用したレシピなどを提案しています。みなさんもぜひこの群馬県のおいしさがつまった「しゃもすき」を味わってください。

群馬県地鶏生産普及促進協議会

群馬県地鶏生産普及促進協議会

群馬県地鶏普及促進協議会事務局
群馬県農政部畜産課畜産振興係

電話 027-226-3106