「ぐんま三大梅林」と言われる、高崎市の「箕郷梅林」「榛名梅林」、安中市の「秋間梅林」があります。花の見ごろは3月上旬から3月下旬です。この時期にはお祭りなどのイベントも開催される地域もあり、多くの人で賑わいます。是非群馬県の観光の一つとして訪ねてください。
100年近く前から箕郷では梅が育てられています。梅を育てるには、年平均気温が12℃の気候が望ましいとされています。また、傾斜地で日当たりが良いことも梅が美味しく育つひとつの理由です。箕郷では気温条件や土壌条件が整っており、昔から適地適作による自然栽培を行ってきました。梅の成分にはクエン酸が多く含まれており、夏バテや疲労回復にも効果があることから数十年前よりブームにもなりました。自然栽培していた梅林を整備した箕郷梅林は、周辺の榛名梅林・秋間梅林と合わせた三大梅林として、近年では群馬の観光名所になっています。上州地鶏のプロジェクトを通して、われわれ梅林にも興味をもっていただき、ぜひ毎年3月梅の満開の時期に行われる「みさと梅まつり」にもお越しください。
〒370-3115
群馬県高崎市箕郷町富岡善地
群馬県には、カイコを育てマユをつくる養蚕、マユから生糸をつくる製糸、そして織物など、絹に関する歴史、文化、そして産業が息づいています。絹製品の生産が盛んになるにつれ、蚕の飼料となる桑の木の栽培も盛んになっていきました。そこで桑の木とゆかりの深い絹の文化遺産をご紹介させていただきます。
世界遺産登録された富岡製糸場で有名な群馬県は、昔から蚕の産地として日本有数の飼育頭数を誇っていたこともあり、桑の葉の生産も盛んでした。そのような経緯から桑の葉の成分も研究されてきたので、人間や鶏にもその効果が期待されることが発見されました。
ぜひ、上州地鶏のプロジェクトを通して、桑の葉茶などにも興味を持っていただき、世界遺産である「富岡製糸場と絹産業遺産群」もご覧ください。